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自家製ジンジャービアーの”モスコミュール” ¥1050

 遂に完成しました2ND店オリジナル”モスコミュール”!!

モスコミュールとは”ロバのキック”という意味のカクテルです。その誕生はロシア!!と思いきや以外にそのルーツは”アメリカ”に有ります。(言語はロシアです。)ウォッカをベースにジンジャービールとライムを熱伝導の良い銅製のマグカップで提供したのが始まりです。
その名前の意味はロバに蹴られた様に生姜のパンチの有る風味と銅製の冷えたマグカップで提供される味わいにあります。

今ではジンジャービールの代わりに辛口でフレーバーの良いジンジャーエールを使うのがバーでは普及しています。(これもまた、おいしい味わいです)しかしながら、最近では辛口のカクテルが好まれる様になってきました。特にモスコミュールなどはドライ嗜好のゲストが、ちょっとした休憩にオーダーされることが多いカクテルです。そこで兼ねてより昔のレシピに着目して研究をしてきました。
 今、一般に売られているジンジャービアーはアメリカが主流です・・・これを最初に試してみたところ、炭酸の弱さと生姜本来の香りの弱さを感じる結果となり断念しました。次に本場イギリスのジンジャービールで試しました。香り味、供にに申し分ないのですが、ウォッカとのバラツキを感じ断念しました。
次はイギリスのクラッシックなジンジャービールのレシピを日本の企業がライセンスを取得して、造るジンジャビールを入手してモスコミュールを作って試したところこれはバッチリでした!常連のゲストにも好評をいた頂いたのですが、どうしても原価などのために1杯当たりの値段が高くなってしまいました(涙)
 なるべくならスタンダードカクテルは気軽に飲んで欲しいとの思いから自分で作る決意をしたのですが、全然上手くいかないものです・・・・・しかし今回の自家製生姜ビールはとても出来が良く当店のスタッフ、ゲストからも好評を頂ました。(すごく嬉しいです)今のところレシピは秘伝にしょうと考えています(笑)

(味わい) 
生姜本来の辛味フレーバーが活きて、ビール由来のほのかな苦みがアクセントとなりフレッシュライムの爽快な香りが、それをスッキリとした味わいにまとめあげています。もちろんウォッカのしっかりとしたボディーがあってのものです。

本来生姜には”ジアスターゼ”という胃の消化を助ける分解酵素が多く含まれています。歓送迎会の多いこの時期の疲れた胃に、当店オリジナル”クラッシックレシピのモスコミュール”はいかがでしょうか?

お酒って本当に良いものですね・・・一日の締めくくりをバーで洋酒と供にすごしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂き有難うございました。



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