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キングオブマティーニ

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カクテルの王様、キングオブマティーニ

ここ最近、マティーニのオーダーが多くなってる気がします
もしや、マティーニの復活かな!!
というわけで、今回はマティーニについてお話しましょう

マティーニの歴史は、諸説いろいろあって1910年ニューヨークのニッカボッカーホテルのバーテンダー
マルティニ氏の考案による説や、イタリアのマルティニ・エ・ロッシ社のベルモットの販促のために考案された説など、数えたらきりがないといわれております
もともとは、ジンアンドイットなどから変化していると思われ、甘口のスィートベルモットを使用していた事から考えると、イタリア説(マルティニロッシ説)が有力と思われます
それだけ世界中で飲まれていて、色々なかたちで広まり、色々な解釈をされているカクテルなんです
だからこそ、カクテルの王様、キングオブマティーニなのです

その作り方も様々で、ジンとベルモット(ビターズが加わることもある)のだけの単純なカクテルなんですが、100人いたら100通りのレシピがあるといわれるほどです  300~400種類はあるんですよ
マティーニだけのカクテルブックがあるくらいですから・・・・笑い
 
また、飲み方や作り方もいろいろあって
有名な話では、イギリス首相チャーチルがベルモットのビンを横目で眺めながらジンをストレートで飲んだという話しは有名です
当時、イギリスとイタリアが戦争をしていたのでイタリアのベルモットをイギリスのジンで包み込み、一気に飲み干したのでしょうか? どのお国の方でも運を味方にする考えは一緒ですね

ちなみに、日本の首相の麻生太郎は帝国ホテルのバーで、どんなレシピのマティーニを飲んでるのかな・・・・麻生流のレシピがあったらかっこいいですよね・・・・日本の首相も粋になったね・・・・吉田茂の孫だもんね・・・・実は、いつも飲んでいるのは、マッカランと葉巻だそうですね

また、アメリカの俳優のクラーク・ゲーブルがベルモット瓶を逆さにしてコルクキャップにしみ込ませ、カクテルグラスにコルクをこすりつけ、ジンを注いだというという話を聞いたことがあります
モンゴメリー、マティーニ 15:1 や ボンドマティーニ(ヴェスパマティーニ) これはウォッカベースです
などがあります

それだけ強いカクテルで、男のカクテルの代名詞なわけで、どれだけハードなマティー二の飲み方をするかが、もてはやされた時代もあったんですね

しかし現在では、ジンとベルモットの絶妙なバランスがマティーニの決め手なのでエクストラドライマティーニからややドライマティーニに変化しています
飲みやすくなった分、お客様からの注文が多いのでしょうか

最近では、フルーツカクテル全体を、メロンマティーニとか巨峰マティーニなどと言われるようになり、何でもかんでもマティーニと名づける傾向があり、色々なところでマティニの名を聞くことが多くなった原因もあるのかな

それでは、BLUE CANARY マティーニを紹介しましょう

 ブードルス・ドライ・ジン   50ml
 ノイリー・プラット・ドライ   10ml
  オリーブ
  レモンピール

 ミキシングラスに8~9個の氷を入れ、そこにミネラルウォーターを注ぎ10回程ステアーをして
ストレナーをして水を捨てる
次に、ミキシンググラスにベルモットを10ml入れ、10回程ステアーをしてストレナーをしてベルッモットを捨てる

そしていよいよ、ミキシンググラスにベルモットを10ml入れ、続いてジンを50m入れ40~50回程ステアーをしてストレナーをしてカクテルグラスに注ぐ 

※ステアーは静かにスムーズに、氷がぶつかり合って音がしないように、そして水っぽくならないように
 気おつけましょう 

レモンピールを振りかけ、オリーブを添えて出来上がりです

冷たいうちにどうぞお飲み下さい



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