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2nd店 オクトーバーフェストビールのご案内

お久しぶりの投稿になります。
2ndのビール担当、関根です。

いつの間にか暑い夏が終わり、ようやく秋の風を感じる事が出来るようになってまいりました。

秋といえば食欲の秋!!

美味しい旬のものがたくさん出てきて、食べ物と飲み物の誘惑についつい負けてしまうという方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、今年の秋は短いと言われています。

短い秋を少しでも楽しんで頂く為に、今しか飲めないとびきりのビールをご用意致しました!

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●南信州ビール オクトーバーフェスト        価格  ¥1,200
贅沢に使われた麦の旨みと甘みを活かしたエールタイプのビールです。ホップの苦みが少なく、ゆっくりと楽しんで頂けます。
秋季限定醸造の為、数本しか入荷できなかった去年よりは少し多めに入荷できました。
(とは言っても、今年分も出荷が終わりそうなんですが・・・)

●こぶし花ビール メルツェン ...。。m。。。。。。。 価格  ¥1,000

本場ドイツのミュンヘナーラガーを再現した本格派。
ほのかな麦の甘みがあり、肉料理やパン、クラッカー等と合わせて、食事をしながらビアホールの気分でお飲み頂けます。
メルツェン(ドイツ語で3月の意味)という名前の由来は、元々このビールを仕込むのが3月だった為につけられています。


と、今回は今年で200周年を迎えたドイツのオクトーバーフェストを記念して
『日本の地ビールでオクトーバーフェスト』です。(今そう名付けました)
今日の小話は『オクトーバーフェスト』とは何なのかをご紹介していきたいと思います。


オクトーバーフェストはミュンヘンで開催される世界を代表するビールの祭典で、開催期間は2週間。10月の最初の日曜日が最終日と決まっているので、オクトーバーといいながら実質的には9月の後半から始まります。

会場にテントを出して『オクトーバーフェストビール』を名乗れるのはミュンヘン市内に醸造所がある6社(パウラナー、シュパーテン、レーヴェンブロイ、アウグスティーナ、ハッカー・プショール、ホフブロイハウス)のみ。
他の地域のビールは『オクトーバーフェスト』を名乗れず、『メルツェン』と表記しなければいけません。


オクトーバーフェストの歴史は1810年、時の国王マキシミリアン一世の皇太子ルートヴィッヒ(後のルートヴィッヒ一世)とザクセンからの皇太子妃テレジアとの結婚を祝賀して、10月12日~17日の6日間、この地で競馬を開催したのが始まりとされています。
最初はビールと全く無関係でしたが、その結婚式の4年後には陶製ジョッキのビールを販売する屋台が並ぶ様になり、数年でビール祭に変貌してしまったようです。


そして1830年頃には、このオクトーバーフェストのビールにはメルツェンビールが飲まれていました。
冷蔵技術の無い当時は冬季にしかビールの醸造ができず、ビールの最後の仕込みが出来るのが3月(メルツェン)であったことに由来しています。
当時はアルコール度数の高い、メルツェンの様な傷みにくいビールを造っても、夏の暑さでビールが酸敗してしまうことも多かったので、幸運にも秋まで持ちこたえたビールは感謝を込めてオクトーバーフェストで飲み干したそうです。

現在では新酒のお祭りとして、各社から様々なタイプのビールが出店されています。
公式の6社だけで約620万杯のビールが消費される世界最大規模のビール祭りになりました。


本場のお祭りはすごい・・・

出店ビールは1リットルのジョッキで出されるのですが、現地の方々がその大きなジョッキを持っていても体の大きさにジャストフィット。
全く違和感がありません(笑)

さすがに当店ではできませんが・・・
小規模でのオクトーバーフェスト気分を楽しんで頂けたら幸いです。

今年の短い秋の味をぜひ御賞味ください。



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