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"WARD SHERRY DAY" 。シェリーで世界と一つになる日

 皆様、おはこんにちばんわ、、、、、、いつもお世話になっております、お酒の話になると長い篠崎ですW。
今年から”ワールド・シェリー・デイ”という日本国内のみならず、世界中で5月20日~26日の期間にシェリーのイベントを行います(詳しくは”ワールドシェリーデイ”で検索して下さいW)。シェリー好きにはもちろんの事、そうでない方、お召し上がりになられた事のない方にも素敵な企画なので、ブルーカナリヤセカンド店で5月25日(土曜日)26日(日曜日)にイベントを行いたいと思います。是非この機会に一度シェリーをお召し下さい。一つの嗜好品を世界と共有する、、、、、、なんて素敵な事なんでしょうW。
【内容】
 味わいの違いが解りやすい、タイプ別の5種類のシェリーを選別致しました。切れのある辛口2本、風味豊かな辛口2本、甘口1本。もちろん足りない人は当日、スタッフにお申し付け下さい。それ以外の種類もチョイス出来ますW
 
【シェリーカクテル】 ¥750
シェリートニック (ドライシェリー+レモン+ジンジャーエール)
レブヒート (ドライシェリー+レモン+ジンジャーエール)
パンブー(ドライシェリー+ドライヴェルモット+オレンジビター)
アップ ドゥ デイト (カナディアンウイスキー+ドライシェリー+グランマニエ+ビターズ)
etc
シェリー(下記のシェリーからお好きなものをお選び頂けます)
1杯 ¥750~¥850
2杯セット ¥1,350
3杯セット+お料理1品サービス(シェリーに合わせた料理5種類の中からお選び頂けます)
       ¥2,250
5種類セット ¥3000

【商品ラインナップ】
※マンサニージャ サンルケーニャ
外観はクリアで少し白銀かかった色合い。
味わいは、フレッシュで、切れのある辛口。海沿いで熟成されるため、あと味に塩見をかんじます。
”天ぷら”の語源となるポルトガルのテンペラ。衣をつけた揚げ物との相性は抜群です。

※フィノ サリーナス
外観はクリアで少し白銀がかった色合い。
味わいは、フレッシュでドライ。後味はまろやかです。
マンサニージャと同じ造り方なのですが、熟成環境が山風を受けるため香りに麦わらを感じる事ができます。
オリーブやパセリ、ニンニクをきかせた料理と相性が良いです。

※アモンティリャード ラウレアード
外観はクリアな少し黒味がかった琥珀色。
味わいはとても複雑な辛口。アーモンド、メープル、などが主体的で、インパクトが強く、余韻とコクが長く続きます。
マグロ、トマトを使った煮込み料理。ベーコン+パセリ、クリーム+パセリ、卵+パセり、などの料理とよく合います。簡単な料理だと、ベーコンエッグを焼き上げる時にクリームを少々、パセリを仕上げにふりかけれ、あっという間にアモンティリャードのおつまみの完成です。(当店ではお出し致しませんW)
※オロロソ ラウレアード(月桂冠の意)
外観はクリアな少し黒味ががかった琥珀色。
香りにメープル、オイリータッチとかすかにオレンジフレーバー。味わいは、非常に優しく深みのある辛口。
料理はチーズ、クミン香、スペイン風モツ煮込みなどがおすすめ。

※クリーム ラウレアード(甘口)
外観は黒くほんのり赤みがかっかた漆器色。
香りに、紅茶を主体的に、アーモンド、シェリー樽ウイスキー。

甘すぎない甘さで、フレッシュな酸味、あたたかい温かい味わいを感じます。

料理としてはブルーチーズと相性が良く(バルでオン)、オレンジなどがお口直し同皿に盛り合わせていれば完璧。


 
 あまり知られていない話ですが、1923年世界で初めてワインを品質安定のために厳格な規定が行われたのはシェリーなのです(原産地呼称制度)。つまりシェリーはその当時とても人気があり、シェリーと書けば売れる模倣酒が多く生産されていたためです。俳優のジェムスディーン、松田優作さんなどが愛飲していたのも有名ですし、その当時つくられたカクテル”アップ・トゥ・デイト(流行り物の意)”はカナディアンウイスキーとシェリーを混ぜ合わせたものです。(アメリカの禁酒法が施行されていた時に創作された、カクテルとはどいう事なのでしょう?W)(※アメリカ禁酒法時代、アメリカではウイスキーの生産が中止されていたため、カナダウイスキーを密造して、もぐり酒場(スピー・クィー・ジー)で興じられていました。)
 今年でシェリーの品質が安定して80周を迎えます。世界各国の中でも、日本は僅か数パーセントではありますが消費量が増えています。円高の関係もさる事ながら、喜作に嗜好品を他者と興じる、ラテン的文化のコミニケーションが日本に普及し始めているのだと思います。
今回は長文となりました。最後まで、ご覧悦頂きまして御礼をもうしあげます。
 
シェリーにご興味をもたれた方は
インターネットで”シェリー委員会””ワールドシェリーデイ”のホームページをご覧下さい。



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